コベントリー・シティ25年ぶりにプレミアリーグ復帰 スカイブルーズの長い旅路がついに終わった

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2026年4月17日、イングランド・ランカシャー州。ブラックバーン・ローバーズとの1-1の引き分けにより、コベントリー・シティが25年ぶりのプレミアリーグ復帰を決めました。

スタジアムの一角を埋めた水色のユニフォームが、歓喜の渦に包まれました。

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ボビー・トーマスの一撃

試合は決して順調ではありませんでした。

後半、ブラックバーンの森下龍矢にゴールを許し、昇格を祝うはずのパーティーは水を差される展開となりました。

しかし、コベントリーは動じませんでした。

84分、センターバックのボビー・トーマスがフリーキックに頭で合わせ、ゴールネットを揺らしました。それが昇格を手繰り寄せる、歴史的な一点になりました。

 

 

アウェイエンドに詰めかけていた7,000人のサポーターが、爆発的な歓声で応えました。

25年分の感情が、一気に解放された瞬間でした。

 

 

転落の記録

コベントリーが最後にプレミアリーグでプレーしたのは2001年のことです。

それまで34年間トップフライトに在籍し続け、10度も最終節での残留を果たしてきたクラブが、ついに二部へと降格しました。

そこからの道は平坦ではありませんでした。

3度の降格、15人の監督交代、4つの本拠地を経ながら、クラブはかつての地位を失い続けました。

2012年にはリーグ・ワンへ、2017年にはリーグ・ツーへと転落し、1959年以来初めて4部のフットボールを経験することになりました。

財政難はスタジアムすら奪い、クラブはバーミンガムやノーサンプトンで「間借り」生活を余儀なくされました。

ランパードという誤算と正解

現在の昇格を語る上で、フランク・ランパード監督の存在は外せません。

ただ、その就任は批判を浴びたものでした。

チェルシーでの2度目の指揮を惨憺たる形で終え、18ヶ月間ゲームから離れていたランパードの起用は、多くの疑問の声を集めました。

結果が批判を黙らせました。就任当初17位に沈んでいたチームをプレーオフ圏内まで引き上げ、翌シーズンは開幕から12試合無敗でスタート。

ほぼシーズン全体を通じて首位の座を守り続けました。

試合後、ランパードは感情を抑えきれない様子でした。

「誇りに思います。15ヶ月前、私たちは車に乗り合わせてここへやって来た。何が待っているかも分からなかった。選手たちと、このファンベースと、恋に落ちた。これは私が成し遂げた中で最も誇らしいことの一つです」と語りました。

数字が語るもの

パラシュート・ペイメント(降格クラブへの補助金)なしで、オーナーのダグ・キングの支援を受けながら成し遂げた昇格でした。

特定のスター選手に依存するのではなく、7人の選手がそれぞれ7ゴール以上を記録する、組織的な得点力がチームの強さでした。

2023年のプレーオフ決勝ではルートン・タウンにPK戦で敗れ、昨シーズンはサンダーランドに準決勝で涙をのみました。

それでも諦めなかった。25年。3度の降格。15人の監督。

それだけの歳月と試練を経て、コベントリーはついてプレミアリーグに戻ってきました。

この記事を書いた人
golazo

国内外のサッカーを長年追い続けるサッカーファン。
Jリーグ、海外リーグ、代表戦から学生サッカーまで幅広く観戦し、 独自の視点で試合や選手の魅力を伝えています。

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