小川航基選手は、1997年生まれの日本人フォワードとして、Jリーグからオランダリーグへ移籍し、着実にキャリアを築いています。
現在はNECナイメーヘンで活躍し、日本代表でも得点を重ねる存在です。
ジュビロ磐田でのデビューから横浜FCでの得点王獲得、そして海外挑戦まで、彼の歩みを振り返ります。
幼少期とサッカーとの出会い
小川航基選手は、1997年8月8日に神奈川県横浜市都筑区で生まれました。
身長186cm、体重78kgの恵まれた体格を持ち、ポジションはフォワードです。
サッカーを始めたのは幼少期で、地元の横浜で育ちました。
小学校時代からサッカーに親しみ、横浜F・マリノスの下部組織に所属したことはありませんが、桐光学園高校で頭角を現しました。
高校時代は全国高校サッカー選手権大会に出場し、得点力の高さを示しました。
2015年の大会ではチームをベスト8に導く活躍を見せ、注目を集めました。
この時期、U-18日本代表にも選出され、国際経験を積み始めました。
高校卒業後、2016年にジュビロ磐田へ入団し、プロキャリアをスタートさせました。
プロデビューとジュビロ磐田時代
2016年、ジュビロ磐田でプロデビューを果たしました。
デビュー戦は同年4月6日のJ1リーグ、ヴァンフォーレ甲府戦で途中出場でした。
初年度は主にベンチスタートでしたが、徐々にチャンスを掴みました。
磐田在籍期間(2016-2021年)は、J1リーグで38試合7得点、J2リーグで21試合4得点を記録しました。
チームのJ1残留やJ2昇格に貢献しましたが、安定した出場機会を求めて移籍を模索しました。
2017年にはU-20日本代表としてFIFA U-20ワールドカップに出場し、4得点を挙げてチームのベスト16進出に寄与しました。
この活躍が彼の評価を高めました。
磐田時代は怪我やコンディションの影響もありましたが、ポテンシャルを示す時期でした。
水戸ホーリーホックへの期限付き移籍
2019年、水戸ホーリーホックへ期限付き移籍しました。
この移籍はキャリアの転機となりました。
J2リーグで17試合に出場し、7得点を挙げ、得点感覚を磨きました。
水戸ではレギュラーとしてプレーし、チームの攻撃を牽引しました。
この経験が自信につながり、翌2020年に磐田へ復帰しました。
復帰後、2020-2021シーズンは磐田のJ2優勝とJ1昇格に貢献しましたが、出場機会は限定的でした。
通算で磐田ではJリーグ全体で100試合近くに出場し、基礎を固めました。
横浜FC移籍とJ2得点王の栄冠
2022年、横浜FCへ完全移籍しました。
この年はJ2リーグで41試合に出場し、26得点を記録して得点王に輝きました。
月間MVPを複数回受賞し、チームのJ1昇格を支えました。
2022年3月、6月、10月の月間MVPは彼の活躍を象徴します。
横浜FCではJ2で56試合32得点という驚異的な数字を残しました。
2023年はJ1で横浜FCに所属しましたが、チームは苦戦。
7月にオランダのNECナイメーヘンへ期限付き移籍が決まりました。
この移籍は海外挑戦の第一歩となりました。
オランダでの挑戦:NECナイメヘン時代
2023年7月、NECナイメーヘンへ加入しました。
エールディビジデビュー戦でゴールを決め、即戦力として活躍。
2023-24シーズンは32試合11得点を挙げ、チームのリーグ8位に貢献しました。
2024年夏に完全移籍し、契約は2027年までです。
2024-25シーズンも好調で、11月30日の試合では2得点を挙げ、日本人対決で勝利に導きました。
12月には佐野航大選手や塩貝健人選手との連携が話題になりました。
2025-26シーズン現在、エールディビジで18得点を積み重ね、通算55試合18得点です。
ドイツのブンデスリーガ移籍の噂がありましたが、破談となり、NECでキャリアを継続しています。
2025年冬の移籍市場では、塩貝選手とともにブンデスリーガクラブからの関心が報じられていますが、現在はNECに集中しています。
日本代表での活躍
代表キャリアはユースから始まります。
U-18、U-19、U-20で35試合23得点を記録しました。
2016年のAFC U-19選手権優勝、2017年のU-20ワールドカップでの活躍が目立ちます。
U-21、U-23でも経験を積みました。
A代表デビューは2019年12月14日の東アジアE-1サッカー選手権香港戦で、初得点も記録しました。
同大会で得点王に輝きました。
現在、日本代表で13試合10得点を挙げ、2026 FIFAワールドカップアジア予選で重要な役割を果たしています。
2025年の予選試合では複数得点を決め、チームの首位通過に貢献しました。
W杯本大会での活躍が期待されています。
プレースタイルと将来の展望
小川選手のプレースタイルは、フィジカルを活かしたポストプレーと鋭い得点感覚が特徴です。
高さのあるヘディングとスピード、正確なシュートでゴールを量産します。
オランダリーグでは適応力を示し、欧州の厳しい環境で成長しています。
今後、2026年W杯での活躍が鍵です。
NECでのパフォーマンス次第で、さらに上位リーグへの移籍の可能性もあります。
日本サッカーのストライカー不足を解消する存在として、注目を集め続けています。













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