ニコ・パスは、アルゼンチン代表の左利きの攻撃的MFです。父はアルゼンチン代表として1998年フランスワールドカップにも出場したパブロ・パスで、本人はスペイン生まれながら父の祖国であるアルゼンチン代表を選びました。
レアル・マドリードの下部組織で育った俊英は、まだ21歳にして名門クラブとの複雑な移籍劇を経験するほどの評価を勝ち取っています。
レアル・マドリードでの成長とタイトル獲得
スペイン・テネリフェ島出身のパスは、父の古巣であるCDテネリフェの下部組織を経て、2016年にレアル・マドリードのアカデミーに加入しました。
着実にステップアップし、2022年12月には2027年までの長期契約を結びます。
2023年7月のプレシーズンマッチ、マンチェスター・ユナイテッド戦でトップチーム初出場を果たすと、同年11月29日のUEFAチャンピオンズリーグ、SSCナポリ戦では途中出場からミドルシュートで初ゴールを記録しました。
19歳という若さでのチャンピオンズリーグ得点は、アルゼンチン人選手として史上2番目の若さでの記録です。
2023-24シーズンはトップチームで公式戦8試合の出場にとどまったものの、リーガ・エスパニョーラとチャンピオンズリーグ、スーペルコパ・デ・エスパーニャの3冠をチームの一員として経験しています。
コモへの移籍と大ブレイク、そして今夏の移籍劇
出場機会を求めたパスは、2024年8月25日、セリエA昇格組のコモ1907へ移籍金600万ユーロで完全移籍しました。
セスク・ファブレガス監督のもとでトップ下の中心選手として起用されると、瞬く間にセリエAに適応します。
2025年10月19日のユヴェントス戦では1ゴール1アシストの活躍を見せ、コモの73年ぶりとなるユヴェントス撃破に貢献しました。
2025-26シーズンは公式戦40試合で13得点8アシストを記録し、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場権獲得を後押ししています。
この活躍を受けて2026年夏、保有元のレアル・マドリードは900万ユーロの買い戻しオプションを行使しましたが、その直後にコモへ固定額6000万ユーロでの完全移籍という新たな条件を提示し、2027年夏限定で8000万ユーロの買い戻しオプションを設定する形で合意しました。
最終的にパス本人がファブレガス監督のもとでのプレー続行を強く希望したことから、2026-27シーズンもコモに残留することが正式に決まっています。
代表デビューとワールドカップ2026
パスのアルゼンチン代表デビューは2024年10月15日、ワールドカップ南米予選のボリビア戦でした。この試合ではリオネル・メッシへのアシストを記録し、チームの6-0の勝利に貢献しています。
着実に代表での経験を積み重ねたパスは、2026年5月28日、連覇を目指すアルゼンチン代表のワールドカップ本大会メンバー26名に選出されました。
プロフィール
| 生年月日 | 2004年9月8日 21歳 |
|---|---|
| 身長 | 186cm |
| 体重 | 78kg |
| 国籍 | アルゼンチン |
| ポジション | MF |



















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