エジプト代表歴史を刻んだW杯2026 悲願のベスト16進出も逆転負けで終戦

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FIFAワールドカップ2026、北中米大会でのエジプト代表は、グループステージを1勝2分の無敗で突破し、決勝トーナメント1回戦ではオーストラリアをPK戦の末に破りました。

しかし2回戦でアルゼンチンと対戦し、2点をリードしながら終盤に逆転を許し、2-3で敗れて大会を去りました。

今大会は通算4度目の出場となるエジプトにとって、大会史上初となる勝利や初のグループステージ突破を含む、歴史的な戦いとなりました。

グループG 無敗の2位で決勝トーナメントへ

初戦の相手はベルギーでした。前半19分、モハメド・サラーからのパスを受けたエマム・アシュールがペナルティーエリア外から右足シュートを突き刺し、エジプトが先制します。

しかしベルギーは途中出場のロメル・ルカクの働きかけでオウンゴールを誘発され、1-1の引き分けに終わりました。

 

 

第2戦の相手はニュージーランドです。前半15分に先制を許す苦しい展開でしたが、後半にモスタファ・ジコとサラーが立て続けにゴールを決めて逆転。終盤にはトレゼゲも加点し、3-1で勝利しました。

 

 

これがエジプトにとって、初出場から数えて92年越しとなる、ワールドカップ本大会での初勝利でした。

最終戦のイラン戦は、開始5分にマフムード・サベルが先制したものの、14分にラミン・レザイーアンに追いつかれ、1-1で終了。

 

 

この結果、エジプトはベルギーに次ぐグループ2位で、初めてグループステージを突破しました。

ラウンド32 オーストラリアにPK戦で競り勝つ

7月3日、ダラス・スタジアムで行われた決勝トーナメント1回戦の相手はオーストラリアでした。

前半13分、フリーキックのこぼれ球からカリム・ハフェズがクロスを送り、これにアシュールが頭で合わせて先制します。

オーストラリアは後半55分、サイドからのフリーキックに競り合った末、モハメド・ハニーのオウンゴールを誘発して同点に追いつきました。

 

 

延長戦でも決着はつかず、試合はPK戦にもつれ込みます。

オーストラリアがサウターとヘリントンの2人を失敗した一方、エジプトはサラーのチップキックを含む4人全員が成功。

4-2で勝利し、ラウンド16進出を決めました。これがエジプトにとって、大会史上初めてとなる決勝トーナメントでの勝利でした。

ラウンド16 アルゼンチンに2点差を追いつかれる

7月7日、アトランタ・スタジアムでの一戦は、エジプトが前半15分に動きます。

マルワン・アッティアのコーナーキックからのクロスに、ヤセル・イブラヒムが頭で合わせて先制しました。

直後にアルゼンチンはPKを獲得しますが、リオネル・メッシのキックはGKモスタファ・ショベイルに阻まれます。

後半に入り、エジプトは一度ネットを揺らしたものの、直前のプレーでアッティアが反則を犯したとしてVARの判定でゴールが取り消されました。

 

 

それでも67分、サラーが持ち上がってハイセム・ハッサンにつなぎ、最後はジコが決めて2点差とします。

ここから試合は大きく動きました。79分にクリスティアン・ロメロが頭で1点を返すと、83分にはメッシがゴール前の混戦から左足で押し込み同点。

後半アディショナルタイムにはエンソ・フェルナンデスがヘディングで勝ち越し弾を決め、2-3の逆転負けとなりました。

試合後、ホッサム・ハッサン監督や選手からは、取り消されたゴールの判定などをめぐって審判団への強い不満の声が上がっています。

まとめ

エジプトは今大会、通算4回目の出場にして初めての本大会勝利、初めてのグループステージ突破、そして初めての決勝トーナメント勝利を達成しました。

ベスト16の壁は越えられませんでしたが、モハメド・サラーやエマム・アシュールを中心にした戦いぶりは、エジプト代表にとって新たな到達点を示す大会となりました。

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