エンドリッキ:ブラジル

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ブラジル出身のフォワード、エンドリッキ。

パルメイラスの下部組織から史上最年少記録を次々と塗り替えて頭角を現し、16歳でレアル・マドリード入りが内定するという異例のキャリアを歩んできました。

左足のシュートとゴール前での嗅覚を武器にするストライカーで、名門移籍後は出場機会に苦しんだ時期もありましたが、フランスへのレンタル移籍で調子を取り戻し、2026年には初めてのワールドカップの舞台に立ちました。

パルメイラスでの下積みとプロ入り

ブラジル出身のエンドリッキは、9歳のときに出場した少年大会での映像がきっかけとなり、複数のクラブから声がかかりました。

最終的に住居と父親の仕事を用意したパルメイラスの下部組織に加入したのは2016年のことです。

育成年代で得点を重ね、2022年1月には21歳以下の選手が出場するコパ・サンパウロで大会MVPに輝き、パルメイラスの優勝に貢献しました。

 

 

この活躍が欧州の強豪クラブの目に留まる転機となりました。

同年5月にプロ契約を結ぶと、10月6日にはブラジル全国選手権のコリチーバ戦でトップチームデビューを果たし、16歳2カ月というクラブ史上最年少記録を樹立しました。

10月25日には自身初のゴールを決め、これもクラブ最年少得点記録となりました。

このシーズンはリーグ戦7試合で3得点にとどまったものの、パルメイラスの優勝に貢献し、一躍ブラジルで最も注目される10代選手となりました。

電撃移籍内定とレアル・マドリードでの苦悩

2022年12月、まだ16歳だったエンドリッキの2024年夏のレアル・マドリード加入が発表されました。

バルセロナやアーセナルなど複数の欧州クラブが争奪戦を繰り広げた末の決断で、移籍金は各種報道で6000万ユーロ前後とされ、パルメイラス会長は自クラブ史上最高額の放出だと語りました。

 

 

加入までの1年半、エンドリッキはパルメイラスに残り、2023年シーズンはリーグ戦31試合で11得点を記録して2年連続のリーグ優勝を経験しています。

2024年8月、レアル・マドリードでのデビュー戦となったバリャドリード戦で途中出場からゴールを決めると、翌月のチャンピオンズリーグ・シュツットガルト戦でもクラブ史上最年少ゴールを記録し、幸先の良いスタートを切りました。

ただしキリアン・エンバペの加入もあって前線の競争は激しく、公式戦37試合で7得点というデビューシーズンの数字は悪くなかったものの、出場は主にカップ戦やローテーションでの起用にとどまりました。

翌シーズンはさらに出場機会を失い、ハムストリングの負傷にも見舞われて、思うような結果を残せない時期が続きました。

リヨンへのレンタル移籍

出場時間が伸び悩む状況が続いたことを受け、レアル・マドリードは2025年12月、エンドリッキをフランスのオリンピック・リヨンへ2026年6月末までの期限付き移籍で送り出すことを発表しました。

買い取りオプションのない期限付き移籍という条件でしたが、本人はこの移籍を新天地での再出発の機会と捉えました。

リヨンでは加入から早い段階でゴールを重ね、2025-26シーズンのリーグ戦では2桁に迫る得点とアシストを記録するなど、レアル・マドリード時代とは対照的な活躍を見せました。

 

 

得点だけでなく味方を生かす場面も増え、ブラジル代表復帰への道を開く結果になったといえます。

代表デビューと2026年ワールドカップ

エンドリッキは2023年11月、17歳でブラジル代表に初招集され、コロンビア戦で代表初キャップを踏みました。

翌2024年3月にはイングランド戦とスペイン戦の親善試合で2試合連続ゴールを記録し、ペレに続く快挙として話題になりました。同年のコパ・アメリカにも出場しています。

2026年5月、カルロ・アンチェロッティ監督率いるブラジル代表の北中米ワールドカップ26人メンバーに選出され、初めてのワールドカップ出場を果たしました。

決勝トーナメント1回戦の日本戦では後半途中から出場し、終盤には日本ゴール前に迫る場面もありました。

試合はブラジルが後半アディショナルタイムの逆転ゴールで制しました。

続くラウンド16のノルウェー戦にも途中出場しましたが、決定機を活かせない場面があり、ブラジルはアーリング・ハーランドの2ゴールで敗れて大会を去りました。

 

プロフィール

 

生年月日2006年7月21日 19歳
身長173cm
体重67kg
国籍ブラジル
ポジションフォワード(センターフォワード)

 

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