日本代表はワールドカップ2026北中米大会で4試合を戦い、決勝トーナメント1回戦のブラジル戦で大会を終えました。
グループステージ2位通過からのベスト32敗退という結果を、初戦から順に振り返ります。
グループステージ第1戦は強豪オランダとの対戦でした。
前半はミドルブロックを敷いて無失点で耐えましたが、後半早々にファンダイクのヘディングで先制を許しました。
それでも12分に中村敬斗が同点ゴールを決め、19分にサマーフィルに再び突き放されると、終了間際のCKから小川航基のヘディングに鎌田大地が頭で合わせて2対2の同点に追いつきました。初戦で勝ち点1を拾った形です。
第2戦はチュニジア相手に快勝しました。開始4分、中村のパスに鎌田大地がヒールで合わせて先制し、31分には上田綺世が相手DFの股を抜くシュートで追加点を奪っています。
後半も24分に上田のフリックから伊東純也が3点目を決め、38分には佐野海舟のクロスに上田がヘディングで合わせて4点目を加えました。
4対0の完勝で勝ち点を4に伸ばし、グループ予選突破を大きく前進させました。
第3戦のスウェーデン戦は、グループ首位通過をかけた一戦でした。
前半はスコアレスで終わり、後半11分に堂安律のスルーパスに前田大然が抜け出してゴールを決め、先制に成功します。
しかし17分にはアンソニー・エランガに同点とされました。
その後はGK鈴木彩艶のセーブもあって1対1のまま終了し、同時刻のオランダ対チュニジア戦の結果も絡んで、日本は勝ち点5でグループ2位での通過となりました。
決勝トーナメント1回戦の相手は、グループC首位のブラジルでした。
試合はヒューストン・スタジアムで行われ、前半29分に佐野海舟のインターセプトからのミドルシュートで先制しましたが、後半に攻勢を強めたブラジルに対し守備の時間が長くなり、後半11分に同点とされ、アディショナルタイムに決勝点を奪われて1対2の逆転負けとなりました。
4試合を通して見ると、1勝2分1敗、得点は8、失点は6でした。
オランダ戦は先に失点する苦しい展開から2度追いつき、勝ち点1を拾っています。
一方でスウェーデン、ブラジル戦では先制しながら、いずれも追いつかれて勝ちきれませんでした。
先に点を取られても粘り強く追いつく力はある。リードした試合を守りきる力は足りない。今大会で見えた課題は、この点に集約されます。
森保一監督はブラジル戦後、「日本のサッカーは歴史が繋がって、間違いなくレベルが上がってきていると思います」と話す一方、「まだ世界を超えていくには、努力しなければいけないところ、変えていかなければいけないところがある」と課題も口にしています。
3大会連続の決勝トーナメント進出という結果は、もはや日本にとって当然の到達点になりました。
一方で、初のベスト8という目標は今回も手の届かないところにありました。
先制してから守りきれない壁。格上に競り勝てない壁。同じ場所で足踏みしているようにも見えます。
次の4年で、この壁をどう越えるか。日本サッカーに残された課題です。























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