バロンドールは、フランスの専門誌France Footballが選ぶサッカー界で最も権威ある個人賞です。
2016年から2025年までの10年間で、受賞者はリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの2強時代から、複数の選手が入れ替わる時代へと移り変わってきました。
なお2020年は新型コロナウイルスの影響で授賞式そのものが行われていません。
バロンドール受賞者一覧(2016年〜2025年)
| 年 | 受賞者 | 所属クラブ | 国籍 |
| 2016 | クリスティアーノ・ロナウド | レアル・マドリード | ポルトガル |
| 2017 | クリスティアーノ・ロナウド | レアル・マドリード | ポルトガル |
| 2018 | ルカ・モドリッチ | レアル・マドリード | クロアチア |
| 2019 | リオネル・メッシ | FCバルセロナ | アルゼンチン |
| 2020 | 授賞なし | ―― | ―― |
| 2021 | リオネル・メッシ | パリ・サンジェルマン | アルゼンチン |
| 2022 | カリム・ベンゼマ | レアル・マドリード | フランス |
| 2023 | リオネル・メッシ | インテル・マイアミ | アルゼンチン |
| 2024 | ロドリ | マンチェスター・シティ | スペイン |
| 2025 | ウスマン・デンベレ | パリ・サンジェルマン | フランス |
2016年と2017年は、クリスティアーノ・ロナウドが2年連続で受賞しました。
この期間、レアル・マドリードはUEFAチャンピオンズリーグを連覇しており、ロナウドはチームの得点源として中心的な役割を果たしていました。
2018年はルカ・モドリッチが受賞しています。
クロアチア代表としてロシアワールドカップで準優勝を果たし、大会のベストプレーヤーにも選ばれたほか、クラブではレアル・マドリードのチャンピオンズリーグ制覇にも貢献しました。
ミッドフィルダーの受賞は、メッシとロナウドが独占していた期間の中でも珍しい年でした。
2019年はリオネル・メッシが受賞しています。
FCバルセロナでリーガ・エスパニョーラの得点王となり、チームのリーグ優勝に貢献しました。
2021年もメッシが受賞しました。
この年はコパ・アメリカでアルゼンチン代表を優勝に導いており、代表での国際タイトル獲得が評価の大きな要素になっています。
シーズン途中でFCバルセロナからパリ・サンジェルマンへ移籍しています。
2022年はカリム・ベンゼマが受賞しました。
2021-22シーズンにレアル・マドリードで44得点、15アシストを記録し、チャンピオンズリーグでは15得点を挙げてチームのタイトル獲得を牽引しています。
リーグ・アン以外の国籍でフランス人選手が受賞したのは、1998年のジネディーヌ・ジダン以来のことでした。
2023年はメッシが受賞しています。
前年のカタールワールドカップでアルゼンチン代表を優勝に導いたことが最大の評価点でした。
授賞式の時点ではすでにインテル・マイアミへ移籍していました。
2024年はロドリが受賞しました。
マンチェスター・シティのプレミアリーグ制覇に加え、スペイン代表としてEURO2024の優勝メンバーに入っており、ミッドフィルダーとしての受賞はモドリッチ以来でした。
2025年はウスマン・デンベレが受賞しています。
パリ・サンジェルマンでリーグ・アン、フランス杯、チャンピオンズリーグ、リーグ杯の4冠達成に貢献し、本来のサイドの選手から中央のストライカー的な役割へ移りながら結果を残したことが評価されました。
バロンドールを受賞する選手とは一言で言えば、「圧倒的な個人能力で見る者を魅了し、なおかつ自チームを頂点(タイトル)へと押し上げた、その年のサッカー界の主役」です。
















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